アトピー性皮膚炎の治療法は人によって千差万別、その原因やメカニズムを知ることで自分にとって最適な治療法を見つけることができます。

アトピー性皮膚炎の原因と治療アトピー性皮膚炎の原因と治療

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◆T細胞

胸腺で始めにできるT細胞はまだヘルパーT細胞(Th)にもキラーT細胞(Tc)にも分化していない。そんなT細胞前駆細胞はその表面に発現している抗原の違いにより大きく2つの型に分けることができる。


γδ型T細胞はのちにキラーT細胞となって活躍するのだが、αβ型はさらに表面補助抗原の種類により4種類に分けられる。


で、その4種類の中で実際に活躍できるのは2種類で他の2種はアポトーシスによって殺される。いわゆる審査(セレクション)である。これのためにT細胞だけ胸腺で作られているといっても過言ではない。なお、+はその抗原が表面にあることを示し−はないことを示す。
厳しい審査を抜けてきた2種のT細胞はマクロファージからのサイトカイン(IL-12)及びIL-4らの作用を受けさらにTh1とTh2に分化する。IL-12 とPGE2はマクロファージにより産生され、IFN-γは マクロファージおよびIL-12によって活性さされたNK細胞が産生する。一方、IL-4はTh2細胞が産生するため、最初PGE2によってTh2を作った後に活躍すると思われる。


そんなこんなで分化したTh細胞はそれぞれサイトカインを産生する。

Th1細胞(細胞性免疫に関与)が作るサイトカインはIL-2とIFN-γで、IL-2は自分自身を活性化し、IFN-γは自分自身の活性化と共に、先に述べたがマクロファージの活性化と抗ウィルス作用に関与する。 つまりはINF-γってのはNK細胞とTh1細胞から分泌されることとなる。

Th2細胞(体液性免疫に関与)が作るサイトカインはIL-4,5,6,10で、IL-4はTh2への分化を誘導し、自身はアレルギー疾患に関与する。IL-1,6,8(イロハ)+TNF-αは炎症性サイトカイン。IL-6はB細胞を増殖・分化させIgE型の抗体を産生させたり、キラーT細胞の誘導を行う。まとめるとこんな感じ

サイトカイン役割
IL-2T、B、NK細胞の活性化
IL-4Th2細胞誘導、IgE産生、MHCU発現
IL-5IgG、IgM、IgA産生
IL-6Tc細胞誘導
IL-10サイトカイン合成阻止
IL-13IgE産生


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