アトピー性皮膚炎の治療法は人によって千差万別、その原因やメカニズムを知ることで自分にとって最適な治療法を見つけることができます。

アトピー性皮膚炎の原因と治療アトピー性皮膚炎の原因と治療

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◆感作時

感作について理解するには、蜂の例や予防接種の例がわかりやすいと思います。蜂の場合は、1度目にさされたときは たいしたことなくすみますが、2度目のさされるとアナフィラキシーショックを起こします。

これは、1度目は自分の体の中に蜂の毒に対する抗体ができていなかったためアレルギー反応はさほど強くおきなかったのですが 、その1度目の教訓を生かすべく、体は次に毒が入ってきたときのためにたくさん抗体を作れる準備をしておきます(これを 感作されたといいます)。

そして、2度目にさされると、1度目以上の抗原-抗体反応が起こり血管が拡張し、ショックがおきます。
予防接種の場合も似た感じで、1度目に生(ポリオetc...)もしくは不活化(インフルエンザetc...)した抗原を 体の中に入れることで、次に入ってきたときにすばやく抗体を作れるようにしておく(感作=免疫を作る)というものです。

アトピーでやっかいなのは上記のような抗体が関わる(体液性免疫)感作ではなく、T細胞、顆粒球が関わる(細胞性免疫)感作です。 一度ダニ等のアレルゲンが侵入してくると、T細胞が感作されて、感作T細胞というものが作られます。

この感作T細胞は別名: 細胞傷害性T細胞と呼ばれ、マクロファージ、好中球の作用の増強や、IL-4やIL-2を前以上に放出し、今まではそんなに目立たなかった 好酸球が猛威を振るいます(なぜ目立たなかったかは中級にて)。

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