| アトピー性皮膚炎の治療法は人によって千差万別、その原因やメカニズムを知ることで自分にとって最適な治療法を見つけることができます。 | ||
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◆皮膚を掻(か)いた時今まで話してきたように、たとえ掻かなくとも炎症は起こります。そしてその炎症は血管から自分の免疫細胞(白血球) が感染細胞へ移動するために起こることは学びました。 皮膚を掻くと、もっと炎症は起こります。これは皮膚が傷つけられることで別ルートのメカニズムが 進行するためです。この別ルートのことを、”アラキドン酸カスケード”と呼びます。 皮膚を掻くと、細胞膜の成分であるリン脂質ってやつから、アラキドン酸っていう脂肪酸(脂肪のようなもの) が遊離します。遊離したアラキドン酸はPG(プロスタグランジン)類とLT(ロイコトリエン)類の産生を促します。 PGにはPGG2、PGH2、PGD2、PGE1、PGE2、PGI2、PGF2αの7つがありまして、まぁ簡単に言えば、血小板を凝集させたり、 血管透過性を亢進させたりして炎症反応を起こす物質です。LTにはLTB4、LTC4、LTD4があり、主として 気管支を収縮させる物質です。これらの作用で炎症が増悪するわけです。
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