| アトピー性皮膚炎の治療法は人によって千差万別、その原因やメカニズムを知ることで自分にとって最適な治療法を見つけることができます。 | ||
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◆興奮伝導興奮(刺激)の伝導は電気によってなされていて、Na+(ナトリウムイオン)とK+(カリウムイオン)、Cl-(塩化物イオン)らが電気を作り出す元となっている。NaCl(塩化ナトリウム) は塩のことですので、塩が神経伝達になくてはならない、生きていくためには必要ということがわかると思う。 何も起こっていない状態(静止状態)では、Na-Kポンプの働き(ATPが必要)と、細胞膜のNa+透過性が低いという理由で、細胞外にNa+、細胞内にK+が多い状態となっている。 皮膚に刺激が与えられると、個々の受容器がそれぞれに対応する感覚を受容し、局所的に外向きの電流が生じる。この外向きの電流に促されて、 細胞膜のNa+透過性が高まって(Na+チャネルの開口)Na+の細胞膜内への流入が起こる。 プラスのイオンが膜内へはいってきたので、内向きの局所電流が流れる。このNaチャネル開口による発生した電位を、活動電位と呼び、活動電位が生じるたことで分極 の程度が減少する(−90mVから+35mVへの推移=0からの分極の程度が減少している。)ことを脱分極と呼ぶ。反対に、−90mVから−97mVへのようにさらに大きく分極した 場合のことを過分極と呼ぶ。 活動電位が起こり、興奮の伝達が終わるとNa+チャネルが閉じて、K+チャネルが開口し、静止膜電位(−90mV)に戻る(再分極)。
Na+流入により発生した活動電位が脊髄後角や後索核(弧束核、薄核)へと達すると、神経終末が脱分極を起こして、終末部の 電位依存性N型、P/Q型Ca2+チャネルが開口して終末内部へCa2+が流入する。 流入したCa2+によって、シナプス小胞内から運動神経であればAch(アセチルコリン) 、自律神経であればAch、NE(ノルエピネフリン)、感覚(知覚)神経であれば、グルタミン酸、SP(サブスタンスP)、CGRPなどの神経伝達物質が放出される。 Ca2+の流入はNOにより促進され、オピオイドにより抑制される。オピオイドはGiタンパクを介してcAMPを減少させて、Caチャネルを閉鎖する(痛みの抑制、痒みには効かない)。 1次ニューロン神経終末から放出された化学伝達物質は2次ニューロンの細胞体上の特定の受容体に結合する。結合によりCa2+、Na+、K+などの流入が起こり また活動電位が発生する。発生した活動電位は視床VPL核ら3次ニューロンに伝達され、最終的に大脳皮質(体性感覚野)へと至る。
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