| アトピー性皮膚炎の治療法は人によって千差万別、その原因やメカニズムを知ることで自分にとって最適な治療法を見つけることができます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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◆基剤の種類と特徴
基剤について理解するには、界面活性作用の理解が必要となります。 例えば、↓ででてくるヒルドイドソフトには、ヘパリン類似物質 のほかに、グリセリン、軽質流動パラフィン、白色ワセリン、サラシミツロウ、グリセリン脂肪酸エステルetc...が入っています。 ヘパリン類似物質は水に溶けるので水溶性、グリセリンは水溶性の基剤、ワセリンとミツロウは油脂性の基剤というように、水と油が 混ざっている製剤です。ドレッシングを思い浮かべればわかるとおり、水と油というのは通常では混ざり合うことはありません。 それではなぜ、ヒルドイドソフトは水と油に分離していないのか?それはグリセリン脂肪酸エステルという非イオン性の界面活性剤 が水溶性の基剤と油脂性の基剤を混ぜているからです。このように、界面活性剤には水と油を混ぜ合わせる作用があります。 ヒルドイドに倍量のワセリンを加えると、グリセリン脂肪酸エステルの量が足りなくなり分離を起こします。これがステロイドの軟膏に ヒルドイドを混ぜて処方できない理由です。
◆保湿剤の種類と特徴
尿素は角質層の天然保湿因子(NMF)の構成成分となりますので、尿素を補給することで水分保持力が高まります。 ヘパリンはATV(アンチトロンビン)を活性化して、トロンビンがフィブリノーゲンをフィブリンに変えるのを抑制し、抗凝血作用を示します。簡単に言えば血行促進物質というところでしょうか。
◆保湿剤の副作用保湿剤にも副作用はあります。保湿剤の副作用としては接触性皮膚炎が起こる可能性があります。 これは保湿剤の成分自体がアレルゲンとなってしまうため起こる皮膚炎です。
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