アトピー性皮膚炎の治療法は人によって千差万別、その原因やメカニズムを知ることで自分にとって最適な治療法を見つけることができます。

アトピー性皮膚炎の原因と治療アトピー性皮膚炎の原因と治療

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◆補体の活性化、抗体産生

補体の活性化図←クリックすると拡大します。

T細胞によりB細胞が抗体を分泌すると、抗原抗体反応が起こり、その時に補体の誘導(古典的経路)も起こる。 C1から順番にC9まで呼び出されて、最後のC9が抗原に穴を開ける。

途中に呼び出されるC3a、C4bはアナフィラトキシンと言い、 炎症性白血球を呼び出す。C3bは、抗原がグラム陰性菌であればLPSの作用で活性化される(副経路)C3bとともにマクロファージ および好中球のレセプターに結合し、オプソニン化(貪食作用の増強)をする。

B細胞が産生する抗体がIgGであったときは、マクロファージや好中球がIgGのFc部分に対するレセプターも持っているため、 さらなるオプソニン化が起こる。

B細胞が産生する抗体がIgEであったときは、抗体が肥満細胞or好塩基球上のIgEに対するレセプター(FcεRI)に結合すると、 FcεRIが凝集して細胞内シグナル伝達経路が活性化されて、 蓄えられていたヒスタミン(血管透過性亢進、気管支収縮)、セロトニン(気管支収縮)、好中球走化因子(NCF)、 好酸球走化因子(ECF-A)らが肥満細胞・好塩基球から遊離する(脱顆粒)。

また、その刺激(肥満細胞の細胞膜リン脂質に対する刺激)及び皮膚を掻くことによりアラキドン酸カスケードが活性化されて、 ロイコトリエンC4、ロイコトリエンB4、PAF(血小板活性化因子)、PGD2らも合成・遊離される。LTは好酸球からも遊離するため、 ECF-Aによっても活性化するとともに、気管支の強力な収縮(咳)、血管透過性亢進やブラジキニンを増強する。 PAFは血小板を活性化しTXA2産生を増強→血小板凝集、気管支収縮に関与したり、セロトニンを血小板から放出させる。 PGD2は自然睡眠誘発作用、血管透過性亢進らの作用を持つ。

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